見津信号場

粟生線

0.94㎞ ←木幡     木津→ 0.70㎞



複線化工事進行中には木津方が単線、押部谷方が複線だったため現在の川池信号場のような役割を果たしていました。

第二車庫(見津車庫)を併設しています。


見津車庫

併設されている見津車庫は1982年より建設工事(第1期)が開始され、1984年に留置線が3線完成しました。

この際、見津橋梁の新設や線路勾配の変更が行われたようです。

また、1983年には第2期工事が開始されました。これは明石川の付け替えなどを伴う大きな工事であったそうです。1988年に車輪転削線が、1990年には留置線3線が完成し第2期工事は完了しました。

現在は留置線とモーターカーの積み下ろし線、車輪転削線が完成しています。

 

建設予定図には車両工場や検車線、洗車線の文字があるほか、第3・4期工事が予定されているとする資料もあります。

しかし、車両工場の建設が予定されていた場所には現在ソーラーパネルが設置されたほか、20年以上動きがないためこれ以上の増設は難しいのではないかな…と思います。

車輪転削線の完成により、それまで車両から台車を取り外して行われていた車両転削を台車を装着したままの状態で行えるようになりました。


毎年10月のトレインフェスティバルでの撮影会も恒例行事となっています。



詳細

見津信号場

みづしんごうじょう

 

営業開始…1936.12.28(※)

住所………〒651-2222 神戸市西区押部谷町木津字砂子1106-2

標高………128m

※…1979.11.16とする文献もあります。