春といえばどんなイメージをお持ちでしょうか。
このサイトをご覧になっている中だと、ダイヤ改正を思い浮かべる方が多いでしょうね。
新路線の開業や新型車両の登場でわくわくすることもあれば、路線の廃止やこれまで慣れ親しんできた車両との別れもあります。
春は出会いと別れの季節。
4月が出会いが増える月なら3月は別れの多い月。
今回は踏切にまつわる別れのお話を。
今回ご紹介するのは木津・木幡間にある木津幼稚園前踏切。
その名の通り木津幼稚園の目の前にあります。
黄色で塗装されたガードレールが特徴的です…が、今回大事なのはそこではありません。
この木津幼稚園は60周年を迎え、この3月で廃園になります。
「60さいおめでとう」「ありがとう」「さようなら」などといった、園児たち手書きの看板でカラフルに彩られた幼稚園。
なんだか寂しい…
木津幼稚園をずっと近くで見守ってきた踏切。
この踏切の名前がきっと、ここに幼稚園があったことをこれからも語り継いでいくんでしょうね。