久しぶりの第12回は藍那・木津駅間にある第4種踏切。
この藤の木踏切、見ての通り行き止まりの踏切です。
渡った先は藪。
人ひとり入るのがやっとというスペースしかありません。
地図を見るとこの先に道があるようなのですが…
この先に進む勇気は私にはないです。
このページの一つ上の階層にある踏切巡り一覧のページではまだ紹介できていない踏切も含め、現存するすべての踏切を掲載しています。
踏切の番号の中に欠番が存在していますが、これは踏切が廃止されたため発生したもの。
今年3月にも第4種踏切の廃止が発生しているため、踏切としての存在意義を失っている藤の木踏切の存続も心配されます。
渡れない踏切だけのために出かけるのもちょっと…という方が多いと思うので。
藤の木踏切周辺には木津の磨崖仏(神戸電鉄HP)という、岩に彫られた六地蔵があります。
なかなか神秘的なのでお散歩がてら寄ってみるのもオススメです。
ちなみに、磨崖仏と藤の木踏切の間にある池は川池。川池信号場の「川池」はここから来ているんですね。
これからの季節寒くなりますから蛇は冬眠しますし、藪に囲まれた藤の木踏切を渡るにはピッタリですね。
前回に続き史跡を絡めたお話でした。
藤の木踏切(粟9)
第4種踏切
木津駅下車徒歩15分
2018.11.02