デ800形の置き換え、2000系の予備車として公園都市線の開業に備えて1990年に製造されました。神鉄初のワンマン運転対応車両です。
1500形は制御電動車、1600形は付随車。3両固定編成で、建造時から併結運転は想定されていません。基本的に1154Fに倣っていますが、内装は化粧板があったり、乗務員室との仕切りが大きく異なっているなど独特のものとなっています。
この形式の大きな特徴は台車にあり、全国的に見ても珍しくなっているゴムばね台車が採用されています。川崎重工のKW150・160台車を採用している車両も全国でこの1500・1600形の2編成しかありません。
基本的に2編成とも形態は同じですが、1504Fは転落防止幌の金具が白いです。
1501-1601-1502
1503-1602-1504
未発生
※2020年4月現在
第1編成です。
同じ3扉3両編成の1154Fとは内装を中心に差異が見られます。
主だった点として、台車、椅子端部の化粧板、扉部分が大きく凹んだ乗務員室仕切り、窓が拡大された妻面扉などがあげられます。2017年1月頃種別・後部標識灯LED化、同年2月頃に前面方向幕が英字入りにそれぞれ変更されました。
□標識灯・尾灯LED化後□
前面種別・行先方向幕交換後
1502F
普通 志染行き
2017.05.05
有馬線 鵯越
■標識灯・尾灯交換前■
前面種別・行先方向幕交換前
1502F
急行 新開地行き
2016.10.22
有馬線 長田
基本的に1502Fに倣っています。数少ない1502Fとの差異としては転落防止幌の金具が白く塗装されている点があげられます。また、2016年12月には標識灯・尾灯が交換され、より明るいものになりました。
□標識灯・尾灯LED化後□
1504F
急行 小野行き
2017.03.16
三木
■標識灯・尾灯交換前■
1504F
普通 ウッディタウン中央行き
2016.05.21
三田線 三田本町~三田