2017年3月のダイヤ改正で日中の西鈴蘭台折り返し列車が設定されることになったため、2016年から藍那駅西側に折り返し設備を建設する工事が行われました。
過去に日中の西鈴蘭台折り返し列車が設定されていた頃は頭端式の1・2番線が存在したため運用上問題がなかったものの、2001年にこれが廃止されたためにこの設備を設置することとなりました。
西鈴蘭台駅から続いた複線区間は藍那駅までの1駅間。藍那駅からは単線になります。
工事を開始する前は、藍那駅西側には分岐器が1つ設置されていただけでした。
2016年11月7日より折り返し設備設置工事が始まりました。
複線化工事の用地を使用して行われたため、新たな用地の取得を行う必要はありませんでした。
藍那駅西側は下り勾配になっており、折り返し設備を平坦にするためのかさ上げするかたちで工事が行われました。
2017年3月25日のダイヤ改正より折り返し設備の使用を開始しました。
2枚目の写真の手前に見える分岐器は工事開始前からあったもので、奥にあるものが新設された分岐器です。