Writer:管理人
21日(火)にカコテクノス小野工場にて展示されているデ1117号車の見学会を実施しました。
今回はそのレポートをお届けします!!
当日は生憎の雨…。
小野駅で集合後、小野市コミュニティバス「らんらんバス」北回り循環ルートで出発!!
北播磨総合医療センターやエクラ、浄土寺など小野市の主要施設を巡るルートなので、遠方から来られた方にもオススメです‼
新開地(共進牧場)バス停で下車。新開地……なんだかどこかの地下駅みたいな名前ですね…。
この頃にはすっかり雨も止んで晴れ間も見えてきました‼ほっとしました…。
東へ道なりに進むとデ1117号車が見えてきました‼
到着すると、まずは車内で担当の方にお話をしていただきました。
いつも何気なく座っている座席を上げるとそこにはカコテクノス製品が‼
デ1117号車についての思いも熱く語っていただきました。
中吊り広告は株式会社カコテクノスや神戸電鉄の歴史やデ1117号車搬入の記録などに差し替えられています。
どれも詳しくまとめられていますが、特に列車機器の図の詳しさには驚かされました。
点検蓋も開けていただきました‼
普段なら絶対に見られない光景に思わず「写真撮ってもいいですか‼」って聞いてしまいました(笑)
写真撮影するような雰囲気ではなかったのですが、それからは完全に撮影会モードに…
このバッグも一緒に搬送されてきたそうです。
「1117」の番号入りです。
制帽も一緒に‼
乗務員室にも入らせていただきました。
マスコンキーとブレーキハンドル、そして先ほどの制帽をお借りして運転士になりきって順番に写真撮影させていただきました。
トレフェスではどうしても小さいお子さんしか乗務員室には入れませんし、6000系や6500系などの新型車両ばかりですからね。貴重な体験でした。
ずでと気になってた色々なスイッチなども間近で見られました。
前面幕は破れてしまったそうですが、対照表は健在。
「山の街」「有馬口-有馬温泉」「通勤急行」「工事」は今では見られない表示ですね。
その後車外に出て床下機器についての説明をしていただきました。
床下機器はなかなか難しくて手を出せていなかった私ですが、少し興味が出てきました。
やっぱり奥が深いですね。
最後はデ1117号車を外から撮影。
現存する唯一の旧塗装車両。
やっぱりかっこいいですね。
こんなに良い状態で保存されていることに感謝です。
今回の見学会では2月の計画段階からカコテクノスの担当の方にお世話になりました。ありがとうございました。
製品はもちろん、デ1117号車や粟生線に対するカコテクノスさんの思いには何か大切なことを教えてもらえたような気がします。
プロフェッショナルから鉄道の機器について解説していただける機会というのも滅多にないことですから、神鉄ファンだけでなく様々な鉄道のファンに見学しに行っていただきたいものです。
また、今回初めて「29.2㎞」でこのようなイベントを主催させていただきました。
不手際も多かったと思いますが、今回参加していただいた方々に「もう1度参加したいな」、今回参加していただけなかった方にも「また機会があれば参加したいな」と思っていただければ嬉しいですね。