Writer:管理人
かつて神鉄で他社から借り入れた車両が活躍していたことは既にご紹介しましたね。
粟生線開業時に架線の設置が間に合わないことから借り入れた芸備鉄道(現・JR西日本芸備線)のキハ3・4と鉄道省(後の国鉄、現・JR各社)三田駅のSL「三笠」2802号機がこれにあたります。
試作的要素の強い気動車であったため不具合を頻発。急遽国に無許可でSLを借り入れる…というなかなかぶっ飛んだ事件でした。
これ以外にも車両を借り入れた例があるのですが、ちゃんと記録に残っていないんですよね…
借り入れた車両というのが…
そう、阪急の6300系です。
親会社であるあの阪急から往年の名車を借り入れたわけです。
借り入れた6300系は1000系列と同じ塗装を施して(!)
線路幅が違うので線路ごと借り入れて(!!)
1日中、何度も何度も特快速としてお客さんを運んでいました。(!!!)
説明ばかりじゃ伝わらないので、そろそろ実際の写真を見ていただきましょう。
ミニトレインでした…というオチです。
トレインフェスティバル2007のときの写真です。
当時神鉄はミニトレインを持っていなかったので親会社の阪急から借りてきていたのだと思います。
しかし、仕事が丁寧ですね。
種別方向幕の交換、Kマークの設置、ドアの赤山までしっかり再現。
誰か模型で再現してみませんか…?