当サイトは粟生線が三木線として開業した日から丁度80年の2016年12月28日にオープンしました。まだまだ拙いサイトではありますがこれから少しずつ中身をより濃いものにしていこうと思っています。
私がこのページを開設した理由のひとつとして現在の粟生線の状況が挙げられます。
これまで市民の足として利用されてきた、また現在でもかなり多くの乗客を抱えているこの路線がこのままその歴史に幕を下ろしてしまっていいのか?何とかしてもう一度粟生線を盛り上げられないだろうか。
そう考えていたとき、粟生線に特化したファンサイトが存在しないことに気づき制作に踏み切りました。
サイトを制作するにあたり周りの方にご挨拶したところ皆さんから暖かい声をかけていただいたことは大きな後押しになりました。この場を借りて御礼申し上げます。
サイト名''29.2km''は2016年現在の粟生線の営業キロ数から取らせて頂きました。
鈴蘭台・粟生間29.2㎞のまま粟生線が残ってほしい、たとえ廃線になってしまっても29.2㎞の粟生線を忘れないでほしいという思いを込めています。
製作の初期段階から志染さんに参加していただき、弱かった車両についての説明などをお任せすることができました。
サイト開設時点ではまだ完成していませんが、1000系列の細部に至るまで解説するページはなかなかの読み応えです。
(追記→完成しました)
また、遠方から来られた方の「駅に関する情報がネット上ではWikipediaしかない」という声を聞き、各駅のそれぞれ独立したページを作成しました。観光で訪れた方に必要な情報、知っていると少し面白い情報を絞って記載してあります。今後さらに周辺飲食店なども追記していけたらなあと思います。
拙筆ながら随時更新で神鉄・粟生線にまつわることでブログも書かせていただいております。
初めて粟生線を訪れる方の役に立つ、少しでも多くの方が粟生線に興味を持ってくれる、地元の方が粟生線の新しい魅力を発見する、いつもの通勤・通学路が少し輝いて見えるようになる…。
そんなサイトにできたらいいな、と思いこれからもサイトの更新に力を入れていきます。
2016/12/28 ''29.2km''管理人 小野
また、当サイトの作成は次の資料を参考に行いました。
神戸新聞
神戸電鉄六十年史
神戸電鉄七十年史
双葉社「都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 キタ編」
電気車研究会「鉄道ピクトリアル」
レールファン交友社「鉄道ファン」
交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」
成美堂「鉄道ジャーナル」
ネコ・パブリッシング「Rail Magazine」
なお、自己研究も多く含まれているため内容全てが公式発表とは限りません。あくまで趣味の領域としてお楽しみください。